今までもそんな事は何回もあったはずなのに・・・
さて気を取り直していきます。
「ニシノ説
以前市民記者で有名なオーマイニュースGというニュースサイトの編集部におられた方のブログです。オーマイニュースGは一時何かと話題になりましたのでご存知の方も多いと思います。「ニシノ説」の中の人は今は何をなさっているのか存じませんが、以前はそこにいた方でした。
その方のブログでチョッと気になったのが下記にリンクしたキレーションGについての話です。キレート療法Gとも言いますが、キレート剤という薬剤を点滴し、体内の重金属などを体外に出してそれにより体を直したり若返ったりする、という医療行為のようです。
初めてのキレーション
キレーションから一夜明けて
キレーション再び
そして
キレーションに要注意
さて、上記四つのリンクの中で一番最後だけオヤッと思う題名になっています。最初の三つで絶賛していたのですが、急に懐疑的になったのか?と思いきや、いい加減な「キレーション」に注意して、ちゃんとした「キレーション」を守ろう!という主張のようです。
まるで正しいものは生き残る!という道徳的な寓話のような話ですが、最初の三つもよく読めばアレッ?!という話です。
重金属は酵素の動きを阻害するので、キレーションをして重金属を排出すれば酵素を活発化できるという仕組みだ。重金属が酵素の動きを阻害する動きは働きの間違いかもしれませんが、こういう風に大雑把に重金属(コレも概念が定まっていませんが)と酵素(これも全ての酵素が等しく影響を受けるのかどうかも分かりませんが)の関係を言い切って良いのでしょうか?私もwebなどで調べてみましたが、重金属がある種の酵素の働きを阻害することについて、具体的な記述を見つけることが出来ませんでした。ウーン(゜_゜)
酵素は人間が生命活動をする際に欠かせない。重金属によって酵素の動きが落ちると、ダイエットしにくくなったり、疲れが取りにくくなったり、という悪影響が出現しうるそうだ。
重金属の排出は健康のためのはじめの一歩ということか。酵素の味方と言ってもいいだろう。
初めてのキレーションより
キレーション治療を受けると疲れにくくなるという患者さんの声を聞いたことがある。これがそうなのか? しばらく様子を見る必要はあるけれど、キレーション治療の効果だとしたら、これは多忙なビジネスパーソンに欠かせない治療ということになる。まず、パッチリと目が覚めたという寝覚めのよさがあまりに感動的だったようですね。まあ目がパッチリ覚めるのは嬉しい事でしょう。私もそうです。しかし、安易に原因を決め付けるのはどうかと思います。まあ、それほど感動的だったんでしょう。
キレーションから一夜明けてより
鉱山労働者の鉛中毒患者に対してはキレーション治療が従来行われており、その効果は明確に認められている。
キレーション再びより
話を戻そう。キレーション治療は体内の重金属排出を促す。私の場合キレーション治療のあと体が軽く感じるのは、血液中の酸化鉄(つまり活性酸素)を排出しているからだというのが理論だそうだ。エーッと前者の鉛中毒に対するキレーションについてはキレーションGおよびキレート療法Gでググルとそれを行っている所で宣伝文句によく使われているのが分かりますが、それについて詳細に解説している治療者は特におられません。皆さん判で押したような記述ばかりです。また、日本キレーション治療普及協会
ということは、体が軽くなることを実感しない人はもともと活性酸素が少ない(ストレスが少ない)と言いうる。効果を感じないのは本人にとっては物足りないか知れないが、私から見ればうらやましい。
体が軽くなったおかげで、集中して机に向かうことができるようになった。「金曜のキレーション治療→週末の勉強がはかどる」という公式が成り立つ。
キレーション再びより
それについては、チョッと興味が湧いてきたので、もう少し継続的に調べてみたいと思います。
さて、その後の囲みを読んでいただくと、おわかりのようにもしかすると「ニシノ説」の中の方は「あるある大辞典」などが大好きだったのでしょうか?
血液中の酸化鉄(つまり活性酸素)・・・あれ?酸化鉄=活性酸素なんですか?
体が軽くなることを実感しない人はもともと活性酸素が少ない(ストレスが少ない)と言いうる。・・・それはあまりにも暴論。活性酸素が全ての生命活動にマイナスになっている訳ではありません。過剰に有ればそれにより細胞に悪影響が出る事はありますが、体が軽いとか重いという様な差になって現れるとは考えられません。それとも「ニシノ説」の中の人が非常に活性酸素による細胞のダメージに敏感であると仮定すべきでしょうか?
だとしても全ての人の体の重いとか軽いという状態が、活性酸素によって起きるとは言えません。
今回の「ニシノ説」のキレーションに対する感じ方、理屈を見ると疑似科学にはまる人のある意味典型的な例となるような気がいたします。
何よりも自分の感じたところと、自分にその治療法をしてくれた人を信じ、どう見ても理屈が通ってないにもかかわらず鵜呑みにしてしまっています。
また、何か具体的な原因を設定し、原因を排除する事で改善するという非常に分かりやすい理屈、理論を設定します。しかし、確かに理論は単純な方がいいのですが、単純でありさえすればいいというものでもないと思います。何より酸化鉄=活性酸素が血液中から無くなれば体が軽くなるというのは、どこのトンデモ説でしょうか?
そして、「ニシノ説」の中の人がそういう思い込みに至った原因はキレーション治療をされた医師の責任なのかもしれません。単に「ニシノ説」さんが思い込みの強いだけなのかもしれません。
しかし、「ニシノ説」の中の人が「キレーション」について言えば言うだけそれがドンドン怪しくなって行くような気がするのは私だけでしょうか。













この記事に対するコメント・トラックバック [9件]
コメントに返事を書いている途中になぜか元コメントが消えてしまいました。
大変申し訳ございません。
復活できるか調べてみますが、出来ない可能性が高いです。
ついでに言えば私の返事コメントも消えてしまいました。
返事だけ(こんな感じだったと思いますが)再掲します。
どうも大変申し訳ございませんでした <(_ _)>
**************返事**************
コメントありがとうございます。
巷の評判などを見ていると、非常にわがままな方で、偏差値でコメントを排除しようとするような方とも聞いております。
その為まともにトラックバックは受け付けられないだろうと思いましたので行っていません。(私大学受験でも偏差値50台後半ぐらいですからもちろん彼の希望に沿えない)
にしても、言論のプロは何でこんなに狭量なのでしょうね。
**************返事**************
2. monkey
— May 29, 2007 @19:37:18
*****返事*****の内容で、後から見た人にも十分伝わると思いますので、
私のコメントに、貴重な時間は使っていただくのは心苦しいです。
コメントも、エントリー内容には直接的に関係の無いものでしたので。
3. 平野秀樹
— May 30, 2007 @21:37:40
西野 浩史さんは
「自分はそこらへんの愚民とは違う」
「オレは色んなことに精通している」
「なぜ優秀な私が、オーマイニュースの試用期間3ヶ月終了後にクビになるのか?」
と自負しているんですが、本当はあまりモノ(特に理工学系分野)を知らない裸の王様ですので、
あまり気にしないで、エンターテイメントとしてご覧頂くのがよろしいかと思います。
エンターテイメントって言いますが、今の芸人さんの方がよっぽど努力しているんじゃないですか?
笑のつぼが無いですからね。
ここからして疑問だらけですよオレは。
いや、ずいぶん怖い方がこちらの世界へ入ってきたなというの
が印象ですかね。
元パレスサイドの方ともなるとオレも戦々恐々ですよ。
なんか高学歴の人でも引っかかるもんですね。疑似科学って。私の方がよっぽど低学歴低偏差値なんですが
7. monkey
— May 31, 2007 @22:38:39
>高学歴の人でも
血液型は魔物のようですね。リンクの#17
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1179852154
と、分からない事なのに勝手に決め付けるのはよくないですね(^^ゞ
どちらにしても、科学的な装いが上手い疑似科学の筆頭は血液性格診断でしょうね。
ところで、今度は上手くコメントできましたね ふ〜
9. 老婦人の夏
— November 12, 2008 @12:55:41